Businessman concept, Negative or Positive road to the correct way.

あなたの人生は加点方式か減点方式か考えたことがありますか?

Businessman concept, Negative or Positive road to the correct way.

 

 

 

 

 

 

1.そもそも加点方式と減点方式とは?

加点方式とは、その名の通り0点がスタートで点数を加えていく方法です。一方、減点方式とは、100点から点数を減じていく方法です。

加点方式ではうまくいかなかった場合は加点されませんが、その代わりうまくいった場合は加点されます。逆に、減点方式ではうまくいかなかった場合は減点されるのにも関わらず、うまくいった場合でも加点されません。

加点方式は「プラス思考」「ポジティブ思考」、減点方式は「マイナス思考」「ネガティブ思考」と言い換えることが出来ます。

2.ケーススタディ

加点方式と減点方式の違いを見ていきましょう。

【事例① 学生生活】

まずは、学生時代の試験を思い起こしてください。試験の点数が65点であった場合、その答案を両親にみせると「なんでもっと良い点が取れないんだ」と叱られたことはないでしょうか。これは、両親が良い点を取って当たり前と思っているため、それが実現しなかったことで激しく叱ります。これはまさに減点方式の考え方です。

また、通信簿の成績も同じで、勉強に熱心な親御さんであれば、5段階評価で5を取ってくることが当たり前になっています。なので3なんて成績を取ってきた日には、「なんで3なんて成績を取ったんだ」と激しく叱られます。これも減点方式の考え方です。子どもに対して、5以外の成績を取ってくることを与えていないので、子どもには逃げ道がありません。これでは子どもは勉強が楽しいと思えるでしょうか?

では、加点方式の考え方であればどうでしょうか。通人簿の事例でみると、成績で3を取ったこと自体は悪いことではありません。成績を上げるためにはどうすれば良いかを一緒に考えることができます。親御さんはお子さんに「成績が3のものを4にあげるにはどうすればいいと思う?」と尋ねることができます。

減点方式では一方的な親御さんの価値観の押し付けにも繋がってしまいますが、加点方式であれば通知表を基に親子でコミュニケーションを図ることができるのです。

【事例② 会社員生活】

次は会社員として企業に勤めている場合を想定してください。あなたの会社の人事評価は加点方式でしょうか、それとも減点方式でしょうか?

私が最初に入っていた大企業では、基本的に減点方式でした。MBO(目標管理)という手法を使用して、決めた目標に対してどのくらい達成したかを評価する仕組みでした。決めた目標に対して、どのくらいの進捗を達成したかを点数で表す形であり、目標を達成した場合が50点、大幅に達成した場合は50点を超えて、最大100点という評価でした。ただ単に目標を達成しただけでは100点満点にならならず、仮に50点という評価が付いてしまうと、もう少しチャレンジした方が良いという評価になってしまいます。

役職が上がった場合も、減点方式ではないでしょうか。あなたも組織において、何もチャレンジをしないでひたすら自分の地位を守ることだけを考えている人がいないでしょうか。組織では仕事に対して失敗すると、その失敗の責任を追求されます。その結果、自身の昇格に響いたり、左遷されるといったこともあり得ます。それを防ぐため、結果的に無難な選択をして、責任を取らなくても済むように行動している人もいます。実際のところ、何か必要な書類を作成して承認を貰うのにおいても、何人もの方に承認を貰わないと物事が進まないといった経験はないでしょうか。人に承認を貰う頻度が多くなればなるほど、細かな指摘を受けて、それを修正するのに時間を要するといったことも一度や二度ではないでしょう。

現在の企業においては、敢えて挑戦せずに無難な方を選択したり、自分が責任を取らなくても済むような傾向にあるように思えます。実際、私自身も会社員時代に「小さな失敗は重ねてもいいが、大きな失敗はいけない」と言われました。これこそが、チャレンジを阻む壁であり、私自身も閉塞感を感じる要因でした。

こうした状況を打破するためには、やはり加点方式で考えるのが良いのです。詳細は事例③に記載します。

【事例③ ビジネス生活】

ビジネスにおいては、上手くためには完全な加点方式の方が上手く行くと言われています。それは、例え失敗したとしても、それが経験が次のチャレンジに繋がっていくからです。加点方式では、失敗した分はノーカウントですので、全くダメージがありません。上手く行ったことだけが点数として加算されるのです。

逆に減点方式の場合は、会社員生活の例のように失敗するとマイナスになるのですから、失敗しないでおこうと思うあまりに挑戦できなくなってしまいます。ビジネスにおいて、挑戦しないことは発展しない訳ですから、その企業の将来は明るくありません。自分たちだけでビジネスをしているのであれば、敢えて挑戦しなくても良いのかもしれませんが、周りに競合相手がいる状況下ではいつまでも同じことをしていては、いつの間にか抜かされてしまう等、会社の存続すらも危うい状況となってきます。

3.人生においては?

では、人生において、加点方式と減点方式、どちらの方が良いでしょうか?

それは、言うまでもなく、加点方式です。

心が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば運命が変わる。

ヒンドゥーの教え

上記は、ヒンドゥーの教えであり、様々な哲学者が用いている言葉です。上記の「運命」を「人生」と読み替えると、人生を変えるためにしなければいけないことは、心(マインド, 在り方)を変えることです。そして、その次に行動です。

減点方式では、行動に制限が掛かってしまいますので、自分の人生を劇的に変えることは難しいと言えます。

あなたは人生において何を加えますか?減じなければいけないものはありますか?



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