「コーチング」は仕事で役立てるには? その1
team building concept drawn on blackboard
「コーチング」を学んだけど、仕事で使えていない方って意外に多くないでしょうか。大抵のセミナーや書籍で学んだことを使えるようになるためには繰り返しの訓練を積んでいく必要があります。

「コーチング」とは?

コーチングのスキルには、様々なものがありますが、大きく分けると次の5大スキルが挙げられます。
「承認」「傾聴」「質問」「フィードバック」「リクエスト」があります。
5大スキルの詳細については、別のブログで記載しているので、そちらを参考にしてください。

「コーチング」は学んだけど、使わなくなってしまった・・・

「コーチング」って「傾聴」でしょ。学んだけどいつの間にか使わなくなってしまったよ。という方は、意外に多いのではないでしょうか。
なぜ使わなくなってしまったのかというと、理由を挙げればいくつかありますが、大きくは「コーチング」というものを単なるスキル的な扱いで、表面的にしか使えていない人がほとんどだからではないでしょうか。「コーチング」の効果が身に染みて実感できるようになれば、それを使わないという選択はないと思います。「コーチング」に限らず、スキルや技術を自分のものにできる前にあきらめてしまう人が多いことが問題ではないでしょうか。こうした諦め癖をなくすためには、まずは使い続けてみることです。
「コーチング」を仕事の場面にも適用してみましょう。

ケース① 上司と部下の関係

あなたの職場において、上司と部下の関係を思い浮かべてみてください。上司が部下にお説教をしている姿が見えてきます。よくよくみると、上司は永遠と話し続けていますが、部下は黙ってきいているでありませんか。部下が上司に反論しようものなら、さらに上司は部下に話を続けます。
こういう状況を目にしたことはないでしょうか。司ばかり自分の都合で、部下に話しているケースです。
私自身も新入社員で入社した会社にいた時は、右も左もわからない状況で何をしていいか戸惑っていたので、上司の言うことに基本的にすべて「ハイ」と言って聞いていました。

常に上司から部下への一方通行であり、こちらから話をしても結局は上司の考え方に修正されられるという今から思えば良い経験をしました。コミュニケーションというのは一方的に話をしたり、聞かされたりしている状況ではなく、双方向で行うものです。
このケースで問題なのが、上司が言ったことが全て部下に伝わったと上司が思い込んでいることです。自分の言ったことがきちんと伝わらないという経験をした方はたくさんいらっしゃると思います。ではどうすればよいのでしょうか?
それは、上司から部下にきちんと伝わったかということを確認することです。「これだけは外してはいけない部分はどこだった?」と聴いてみます。それを聴いて、自分が考えていることと同じであれば、きちんと伝わっていますし、仮に伝わっていないとしてもそこで修正することができます。この手間を省いてしまうと、後で上司と部下の間でトラブルとなり、信頼関係を損ねることになりかねません。
また、上司の傾向として、自分の思い付いたこと言いたいことをひたすら部下に伝え、その項目は数個、数十個になることもあります。そんなにたくさんのことを伝えたとしても、きちんと伝わるのはせいぜい2割ぐらいです。
ここでも「これだけは外してはいけない部分はどこだった?」と聴いてみると、部下の方も伝わったか確認できますし、もしかしたら、上司側も頭の中で整理できていない可能性もあります。

それを部下に吐き出すことで整理されて、本当にやらなくてはいけない仕事の優先順位を付けることができるという効果もあります。
コミュニケーションの大前提は「伝える側にすべての責任がある」ということです。
ここを上司側が理解してあげることが互いに良好なコミュニケーションを取るコツです。

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