Earth core structure. Elements of this image furnished by NASA

あなたは他人の話を聞いて、「なんとなく分かっているつもり」になっていませんか?

1.日本は円安と円高のどちらが良いの?

上記のように聞かれたらあなたはどのように答えますか?

 

「なんとなく円安じゃないかな。日本は輸出で儲けている国だし。」と思ったあなた、

チコちゃんが聞いたら、「ボーッと生きてんじゃねーよ」と叱られてしまいますよ(笑)

 

前回、シンプレックスの金子社長より「本質は何かを考えろ」というお話がありました。

大人は人の話を聞いて「なんとなく分かったつもりになっている」人がなんと多いこと。

 

質問の回答は以下の通りですよ。

2008年からの民主党政権時代に日経平均株価が8,000円台で、円高が進みすぎていました。

円高が進むと、輸出産業は大打撃を受けます。

 

円高とは円の価値が相対的に高くなる現象で、

例えば1ドル=100円から1ドル=80円になった場合、

100円で今までもらえていたドルが1ドルであったのが、

1.25ドルも貰えるようになります。

0.25ドル多く貰えるようになります。

同じ100円でも円高になると交換できるドルの金額が多くなります。

だから、海外旅行をするときには、円高の時の方が安く行くことができます。

 

輸出産業に話を戻すと、

今まで1ドル=100円で売れていた物が、1ドル=80円になった場合、

100,000円の製品は1000ドルから1250ドルになるわけですから、

実質の値上げになってしまい、製品の価格競争の優位性が失われ、

外国では製品が売れにくくなります。

これでは輸出産業にとって大打撃です。

 

現在の安倍政権下においては、紙幣を発行したことにより、

民主党時代の円高が解消されて、円安の傾向になっています。

 

円安とは円の価値が相対的に低くなる現象で、

1ドル=100円から1ドル=120円になった場合、

100円で今までもらえていたドルが1ドルであったのが、

0.83ドルしか貰えなくなります。

0.17ドル少なくなってしまいました。

同じ100円でも円安になると交換できるドルの金額が少なくなります。

 

円安が進むと先ほどの反対で、輸出産業は儲かりますが、輸入産業が困ります。

 

円安と円高のメリットだけに着目するのではなく、

きちんとメリットとデメリットを理解して正しく評価する必要があるのです。

そうでなければ、どちらが良いかと言うことは議論することはできないのです。

2.常に本質は何かを考える

メディアは困っている人を取材する傾向にあり、

それを見た私たちもなんとなくそうかなぁと雰囲気に飲み込まいがちです。

正しい情報を基に、物事の本質は何かを常に考える必要があります。

 

上記の話の続きですが、円高が良いか、円安が良いかをきちんと議論しようとすると、

輸出と輸入の割合を考えていく必要があります。

 

日本では現在は輸出:輸入の比率は52:48で

若干輸出の方が多いという状況になっています。

 

つまり、急激な円高や円安が起こってしまうと、

どちらかが得をして、どちらかが損をしてしまう構図です。

だから、中間的な値1ドル=100円近辺がベストだと言われています。

3.子どもからの質問されたらどのように答えますか?

あなたは子どもから、

「学校で円高と円安の勉強したけど、

結局日本は円安と円高のどちらが良いの?」

と聞かれたらどう答えますか?

 

子どもというのは素直で、疑問に思ったことはきちんと口に出して聞く傾向にあります。

その点、大人は逆でこれを知らないと恥ずかしいのではと思って、なかなか聞かない人がいます。

「聞くは一時の恥。聞かぬは一生の恥」とはまさにこのことです。

 

現代の社会において、「AIに人間の仕事が奪われるという不安を煽る記事があります」が、

子どもからの質問で「なぜAIが人間の仕事を奪うのに、人間はAIを開発するの?」と聞かれたら

あなたはどのように答えますか?

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