年収1億円を稼ぐ人は手帳に何を書いているのか?

ロバート・アレンさんの話ではなく恐縮ですが、1年の計画を立てる上で参考にしている「年収1億円手帳」を再度読み直してみました。

 

 

 

 

 

1.手帳に書くべきものは?

あなたの手帳は、予定を記入するだけで終わっていませんか?もしそうであるならば、とてももったいないことです。手帳は夢と目的を実現するための武器ですから。

 

あなたの手帳はどのくらいのサイズを使用していますか?手帳は夢と目的を実現するための武器ですから、手帳の大きさがあなたの夢や目的の大きさを表します。

 

たいていのビジネスパーソンであれば、日々の予定のTo Doリストやその備忘録としても手帳を使っていると思いますが、することを書き出して、それを一つずつ実行していくためのものではありません。

 

むしろ、ムダな予定を捨てるために手帳を使います。エネルギーの分散が最も効率が悪いことは言うまでもありません。だから、予定を書き出し、ムダな予定を捨てていきます。予定を2割削減するだけで、8割の時間が空くことがあります。所謂20:80の法則ですが、それだけ人はムダなことをしがちだと言うことです。

 

では、予定以外には手帳に何を書けば良いでしょうか?先ほどから言っている「夢」と「目的」を書くのです。

 

「夢」を書いたり持つことは、あなたのモチベーションの起爆剤になり得ます。この夢のために頑張っていると思えたら、どんな障害をも乗り越えることが可能です。それに、夢を書くことでワクワクした状態になります。これこそが自分のやり続けることの行動源になるのです。

 

次に「目的」ですが、人に会うという予定を書く人は多いですが、それは何のために会うのかということを書く人は少ないです。例えば、成約のために会うのか、近況把握をするために会うのかといったことです。成果が得られないモノは単なる作業になってしまいますから、目的思考を持ち、何のためにそれをするのかを明確にしていきます。

 

手帳は行動を「管理する」のではなく、自分の「人生の選択」の道具であり、「夢と目的を実現する」武器になるのです。是非そのように使っていきたいものですね。

2.「目的思考」5大ステップ

私が毎年書いている「年収1億円手帳」の活用方法についてご紹介します。

 

手帳を活用した「目的思考」5大ステップは下記の通りで、STEP1から順番に記載していきます。

 

 STEP1  [目的]

何のためにやるのか?

 STEP2  [理由・動機]

      なぜそれをやるのか?

 STEP3  [期限]

いつまでに、それをやるか?

 STEP4  [方法]

どうのようにするか?

 STEP5  [継続・習慣化]

いかに継続するか?

 

私はこれを1ページ目(厳密には一番最初のページ)に書いています。重要なことはこれを毎日見ることで、それを見ることによって、自分の中によしやるぞというエネルギーを湧き起こさせるためです。そのためには無意識に開きやすい、1ページ目に書くことです。

 

【参考】下は私の2019年手帳(2019/1/3に書きました)

 

 

 

 

 

 

 

3.なぜ成功しないのか?

「なぜ成功しないか?」と聞かれると、いろんな回答があると思いますが、『年収1億円手帳』では、人が離れていくからだと述べられていました。つまり、長期的に稼ぐことができていない人は『今だけ、金だけ、自分だけ』になってしまっているからに他なりません。人が離れて行く人のところには、残念ながらお金は集まってきません。

 

人生における協力者を見極めためには、3つのものさしが必要です。

 

1つめはその人が「与える人か、奪う人か」です。長期的見ると、人から頂いているお金が多いかもしれませんが、必要なときには人にお金を惜しげもなく使用しています。会社であれば、社員教育のためにお金を使用する、上司であれば部下のためにお金を使うといった感じです。

 

2つめは自分の目的を果たすために、欠かせない人物であるかどうかを見極めるということです。そういう人とは、深く長く付き合うことが重要です。

特にその人の苦手なことを徹底的にリサーチして、それを補完することができれば、相手は必ずあなたを評価してくれるはずです。

 

3つめは自分との相性についてであり、人間関係を長く続けるためには、価値観が共有することができるかどうかです。所謂、好き嫌いといった感情です。

人間どうしても嫌いなモノを無理矢理好きになることはないので、合わないモノは合わないと割り切る勇気も重要です。

 

上記の3つのものさしを持てば、『今だけ、金だけ、自分だけ』が『未来、分け与える、仲間』という視点に切り替わり、継続的に稼ぎ続けることができるでしょう。

 

あなたは手帳に何を書きますか?

 

【参考文献】江上治著、『一生かかっても知り得ない 年収1億円手帳』、株式会社経済界(2013)

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