目標達成している人がやっている3つのこと①
Macro photo of tooth wheel mechanism with PROJECT concept related words imprinted on metal surface

目標達成している人と達成していない人の間にどのような違いがあるのでしょうか?

1.その1:明確な目標がある

「あなたには目標がありますか?」と聞かれて、

瞬時に答えることができる人はどのくらいいるでしょうか?

 

1割もいないのではないでしょうか。

さっと言えないのではあれば、

それは自分の中で明確に持っていないのと同じです。

 

日々の仕事においても、目標がなければただなんとなく仕事をしてしまいがちになります。

それに対し、明確な目標を持っている人は周囲から何を言われようとも

ブレないのでただひたすら目標に向かって緻密に行動することができます。

2.仕事の目標=自分の目標?

あなたがされている仕事上の目標が

自分の目標に置き換わってしまっていませんか?

 

例えば、営業の仕事されている方であれば、

契約何件とか売上いくらとかいった数値が目標に該当します。

しかしながら、そうした営業上の数値はノルマとして掲げられており、

いつしかそのノルマが自分の目標に置き換わっている方も中にはいるのではないでしょうか。

 

目標を達成する人は、会社から与えられたノルマ以上で

少しだけ上方修正して自分で目標を設定しています。

目標は与えられるものではなく、自らが設定すべきものです。

 

私の以前の職場においてもMBO(目標管理)と言われる仕組みがありました。

従業員の自主性を尊重しつつも、各自の個人目標を達成することにより、

組織全体の目標達成を図ったり、

従業員の労働意欲工場を図るための管理方式のことです。

KPI管理に似た考え方です。

https://noticetalent.wp-x.jp/2018/10/31/会社における重要な一つのこと/

 

例えば、会社における1年間の達成すべき目標があり、

それを部署のメンバーがそれぞれブレイクダウンさせて

各個人の1年間の目標に落とし込みます。

そして、それを達成するために日々行動して、

1年経過後に上司と当人で評価して、賞与の報酬を決めます。

 

会社の目標というのが進むべき道であり、

それに向けて各個人で目標を設定することによって、

ベクトルあわせを行っているのです。

 

また、人から与えられた目標(外的)ではモチベーションは上がりにくいので、

自ら目標を設定していく(内的)必要があります。

3.ワーク・ライフ・バランスからの脱却

「ワーク・ライフ・バランス」と言われて久しいですが、

現代の世の中においてはワークだけではなく、

仕事と家庭とのバランスが今一層今日されるようになりました。

 

しかし、これからの時代は仕事と家庭といった

それぞれ独立したもののバランスを取る時代ではなく、

仕事も家庭も両方両立させることが求められる時代になってきました。

 

それも今までは「男性は仕事、女性は家庭」といった風潮でしたが、

今では女性も社会進出しており、

必ずしも女性が家庭を守るという図式が成り立たなくなってきています。

 

「イクメン」という言葉が出てきたのも、

女性の社会進出に伴って、男性が家庭を守ることを表現している言葉ではないでしょうか。

実際、フィリピン等の諸外国では男性より女性の方が働くといったことも見られています。

 

つまり、「仕事は男性、家庭は女性」でワーク・ライフ・バランスではなく、

仕事も家庭も男女協調する時代、ワーク・ライフ・ハーモニーの時代に突入しています。

 

そのような状況下において、自分の目標は仕事だけの目標に留まってしまって良いのでしょうか?

仕事の目標以外にも人生の目標が必要ではないでしょうか。

人生の目標は究極のところ、

「自分は何のために生まれてきたのか」という問いとも言えます。

4.マズローの5段階欲求説

マズローの5段階欲求説を聞いたことはありますか?

下位欲求が満たされるとより上位の欲求を満たしたくなるという理論です。

 

下位欲求とは、食べたい・飲みたい・寝たいといった『生理的欲求』、

危険を回避したり、安全・安心な暮らしがしたいという『安全欲求』(雨風をしのぐ家に住む等)、

今日の日本であればこれは満たされており、それ以上の欲求を満たしたくなります。

 

次は『社会的欲求』であり、集団に属したり、仲間が欲しいといった欲求で、

これも会社や組織に属していれば達成される欲求です。

 

その上位が『尊厳欲求』で他者から認められたい、尊敬されたいという欲求や

『自己実現欲求』で自分の能力を引き出し創造的活動を行いたいといった欲求です。

さらにそれを超えると、『自己超越』といった領域に入ってきます。

『自己超越』は5段階欲求とは別ですが、晩年マズローによって発表されました。

5.『あなたの目標は何ですか?』

仕事での目標で満たされるのは、『社会的欲求』『尊厳欲求』であり、

『自己実現欲求』や『自己超越』という欲求を満たすためには

やはり人生の目標が必要になります。

 

仕事のおける目標、人生における目標ともに

ぱっと思いつかない方は

『あなたの目標は何ですか?』を毎日問い続けてみてください。

脳は問題を投げかけることによって、

その問題の答えを探し続けようとします。

 

目標達成している人がやっていることの1つ目は

「明確な目標を立てること」でした。

残りの2つは次回記載します。

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