
あなたは数値に強い方でしょうか?
1.数値管理の重要性
物事がどのくらい進捗しているかや
なりたい自分にどのくらいまで進んでいるかを
図るためには数値を用いて定量的に把握できる
指標管理が必須です。
数値を用いることにより、
現状の見える化を行い、
これから目指したいあるべき姿とのGAPを明確にします。
そのGAPが分かれば、
自ずと何をしなければ良いかが明確となり、
具体的な行動に繋げることが可能となるのです。
下記に事例を3つ記載致します。
2.事例1 ダイエット
大学の在籍期間中は研究に没頭して、
夜眠れなかったら研究室に行き、
実験するという異常な生活を送っていました。
朝4時くらいに起きたら、
コンビニでお弁当を買って、
研究室で食べて、
眠くなったらソファで仮眠するという生活を
2年程送っていました。
そういう生活を送っていた影響もあって、
自分の身体はみるみる恰幅が良い格好になってしまいました。
高校時代には陸上部の短距離・障害(ハードル)で
バリバリやってきたのですが、それもどこへやら、
当時の面影は全く見られないような体型になってしまっていました。
体重でMAX81kgで、BMIから計算される標準値でいうと67kgがベスト体重ですが、
それを+14kgもオーバーしていました。
大学の助教の先生にも
「昔陸上していたとは思えないような体型だな」
と言われてました。
(今風にいうとパワハラ発言とも捉えられますかね。)
社会人に入ってからは2人1扉2部屋という生活を送っていたので、
当然お風呂は共同であったため、お風呂も付いているスポーツジムに
思い切って通うことにしました。
そのジムでダイエットプログラムに半ば強制的に加入させられた(笑)のですが、
体重を毎日測るよう指導を受けました。
そこでは、自分が食べた朝・昼・晩の食べ物の記載をして毎食のカロリー計算もしました。
面倒くさいなぁと思いながらも、
トレーナーが女性であったことからも続けることができました。
結果、81kgから71kgまで10kgの減量に成功しました。
体脂肪率も最大22%あったものが13%まで絞ることができました。
(ダイエット体験記はエビデンスと一緒にまた別の機会に書きたいと思います。)
私がダイエットを経験してが成功するコツとしては2つあると感じています。
・毎日継続して体重を測り続けること。
・それをグラフにプロットしていき自分の状態を把握してコントロールすること。
毎日継続して体重を測り、数値化しないことには、
ダイエットがうまくいっているかどうかが分かりません。
そして、その測った数値をグラフに表して、その推移を確認していきます。
推移を見ることで、仮に体重が増加したときには
「昨日少し食べ過ぎたかな。今日は控えめにしておこう」
といった自制することができます。
また、短期的にみると変化がわかりにくいですが、
長期的、例えば1ヶ月、2ヶ月単位で見てみると
その変化が顕著に顕れているので、ダイエットが順調かどうかが分かるようになります。
ダイエットの原則としては、摂取したカロリーが消費したカロリーを下回れば良いわけです。
式で表すと下記のようになります。
①摂取したカロリー<②消費したカロリー
①摂取したカロリーを少なくするには、
・食べる量を減らす(例:1日3食から1日2食にする)
・高カロリー食品の摂取量を減らす(例:パンをやめる)
・食べたものを記録して摂取カロリーを毎日計算する
等などの手段を考えることができます。
②消費カロリーを増やすには、
・筋肉トレーニングを実施して基礎代謝を増やす。
・適度に運動する。
・エスカレーター、エレベーターを使用しない。
等などの手段を考えることができます。
数値化することにより見えてくるものは沢山あるのです。
残りの事例2つは次回に記載します。