自分の限界は誰が決めている?

あなたの限界を決めているのは誰ですかと問われたらなんて答えるでしょうか?

答えはもちろん、あなた自身です。

1.繋がれたゾウ

鎖に繋がれたゾウの話を聞いたことはあるのではないでしょうか。

 

子供の頃に鎖に繋がれたゾウは、その鎖から逃げられないと思い込んで

大きくなって力が強くなったのに逃げようとしないというお話です。

 

ゾウは繋がれたままの状態が、今の自分の状態であると

思い込んでしまっているというお話です。

2.瓶の中のノミ

通常のノミは高くジャンプできますが、瓶の中に入れられて蓋をされたノミは

ジャンプしても天井である瓶のフタにぶつかってしまって、瓶を抜出せなくなってしまいます。

 

それ以降、瓶の蓋を外した状態にしておいても、ノミはジャンプして瓶から抜出そうとしなくなばかりか、

それ以上高くジャンプしなくなるというお話です。

 

3.人間の例では

次は人間の例を考えて見ましょう。

アインシュタインは「常識とは18歳までに身に付けた偏見のコレクションである」と言いました。

18歳まで両親や周りの人から言われた「これはしてはいけません」、「これは危ないのでやめなさい」

と言われたことが自分の中で常識になってしまい、それが正しいのだと脳が判断してしまっており、

そこから抜け出せない状態に陥ってしまっているといった状態です。

 

つまり、18歳までに身に付いた常識によって、18歳以降の自分の思考や行動が制限されてしまっているのです。

これが人間における、ゾウやノミの例と類似するのではないでしょうか。

 

4.解決策は?

そこまで言われると、解決策は何かないのかと知りたくなってきますが、

ご安心ください。解決策はあります。

 

それは、自分よりできる人間を観察することです。

ゾウの例で言えば、体格が同じくらいの別のゾウで、鎖から簡単に抜出せる位の力があることを見させることです。

実際に鎖を引きちぎっているゾウを見せるのが手っ取り早いです。

そうすることで自分にもできると判断して、鎖から抜け出せるようになります。

 

同じくノミの例で言えば、自分よりも高くジャンプしているノミを見させることです。

これにより、ノミも自分にもできると認識して、今までよりも高くジャンプするようになります。

 

人間においても「自分でもできる」ということを脳に認識させることが

自分の常識や現状を打ち破るのに重要になってきます。

その時に、重要なことは、出来る限り自分と似たような人物をモデリングすることがオススメです。

自分とあまりかけ離れ人物を見てしまうと、「あの人だからできたんだ」と勝手な理由をつけて、

自分にはできないことの言い訳にしてしまいます。

 

5.オススメの方法は?

私が心掛けているオススメの方法ですが、書籍の裏カバーに書いてある著者のプロフィールを見ることです。

プロフィールを見て、自分の学歴や境遇が近い人はいないかを探します。

境遇が近ければ近いほど、「自分にもできるじゃん」と脳が勝手に判断して、

感情が動き、行動に移しやすくなりますよ。

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