コミュニケーションは伝えたら終わりと思ってはいませんか?

1.コミュニケーションは双方向の意思確認

あなたは部下に対して、言いたいことを6つも7つも言ってはいませんか?

 

言っている方は伝えた気になっていても、

聞いている方は理解していないといったケースは頻繁に発生しており、

そういう時はコミュニケーションが一方向になっています。

 

こういった状況下では、相手に不満ばかり溜まってしまい、

いつしか爆発してしまう恐れもあります。

夫婦における日常会話であれば喧嘩で終わるかもしれませんが、

それが行き過ぎたものであれば殺人沙汰になったりするケースもあります。

 

また、危険を伴うような仕事(建設業等)に従事しているのであれば、

コミュニケーション不足によって事故に至る危険性も発生する可能性があります。

 

たかがコミュニケーション、されどコミュニケーションかもしれませんが、

コミュニケーションを疎かにしたつけは、想像以上に大きいのです。

2.「伝える」の定義を考える

コミュニケーションが取れたか取れてないかを判定するには、

まず「伝える」の定義を明確にする必要があります。

 

「伝える」の定義は?と聞かれると、

即座に答えられる人はそんなに多くないでしょう。

 

「伝える」の定義を

「こちらが求めるリアクションを相手が返すのを確認する」

としたらどうでしょう。

 

こちらが求めるリアクションとは人それぞれによって異なります。

例えば、「話を聞いた相手が実際に行動して、行動した結果を報告してくれる」

というところまで自分が望んでいたとしたら、

その報告を完了した時点で「伝える」から「伝わった」という過去形に変わります。

 

つまり、コミュニケーションは相手のリアクション

によって評価されるのです。

 

自分の望む相手のリアクションが得られなかったら、

それは伝えられた側の責任ではなく、

必ず伝えた側の責任になるのです。

これを知っておくだけでもコミュニケーションの

行き違いはかなり減らすことができます。

 

3.相手に伝わらない場合は?

相手に伝わらない状況というのは、

自分が持っている情報・知識と相手が持っている情報・知識に

差異が生じているために発生しています。

 

情報・知識は過去の経験に基づいて蓄積されてきたものであり、

今までの生活環境に影響して、人それぞれ異なります。

だからこそ、相手の情報・知識が乏しいことを棚に上げて批判するのではなく、

その背景を理解したコミュニケーションを取っていく必要があります。

 

それを可能にするためには、伝え方のバリエーションを増やす必要があります。

つまり、自分の言いたいことを「手を変え、品を変え伝える」ということです。

 

例えば、関西では「ラジオを直しといて」というと、

「ラジオを片付けといて」と認識するのですが、

それ以外では「ラジオを修理しておいて」と認識してしまいます。

この表現ではコミュニケーション障害が発生してしまいます。

 

そういう状況を避けるためには、

「ラジオを直す」という表現は関西以外の地域では伝わりにくいことを念頭に置いて、

「ラジオを片付ける」と誰にでも分かるような表現で言い直す必要があります。

 

小論文においても筆者の言いたいことを様々な例を使って説明するよう、

相手が持っている情報・知識が人によって違うので、

様々な言い換えをして読み手が理解できる形にしているのです。

 

だからこそ、伝え方のバリエーションが多ければ多いほど、

相手に伝わりやすくなるのです。

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