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自分の経験した範囲でしか物事は捉えることができません。

1.名選手が名監督になれるとは限らない

いつも秋の時期になると、プロ野球のリーグ戦が終了し、

プレーオフが開催されています。

その裏で、下位になったチームの監督さんが

成績低迷の責任を取って辞めていくというシーンがよく見られます。

 

「カエルの子はカエル」というように、

両親がプロ野球選手である人の息子もプロ野球選手というのは少なくなりません。

いわゆる2世です。

小さい頃から父親の背中を見ながら育った子であれば、

その姿に憧れ同じ世界に入るというのはよくあります。

 

しかし、その父親の姿が偉大であればあるほど、

子どもはそれを超えないといけないとプレッシャーになり、

成績を残せないといったケースです。

 

これは名選手が名監督と限らないのと同じではないでしょうか。

名選手であればあるほど、自分のやってきたことが正しいと思い込んで

それと同じことをさせがちになります。

人それぞれ合う合わないということもあるので、

一概に同じ方法でうまくいくとは限りません。

 

これが正しいとばかり思い込んでしまっていると、

それ以外の情報は入らず、拒否反応を起こしてしまいます。

 

名監督である方の要因として、

ある軸となる考え方を持ちつつも、

違う考え方をうまく取り入れてやってきています。

 

2008年に日本一になった西武ライオンズの渡辺久信監督は「寛容力」として、

選手を怒らない指導法を取り入れています。

1990年代であれば、ヤクルトの野村克也監督がデータを取り入れた

ID野球で日本一になりました。

 

自分のやり方に固執するだけでなく、

必要に応じてそれを手放してみる勇気も

うまくいくためには必要です。

2.『死んだら負け』

最近のニュースを見ていると、『自殺』に関するニュースが増えたような気がします。

最近では、2018年10月14日放送の『ワイドショー』(フジテレビ系)で、

タレントの松本人志さんが「死んだら負け」と発言したというのが話題になっていました。

 

ドラマ『ハゲタカ』においても、主人公の鷲津政彦の父が

四葉銀行の頭取にはめられて、大蔵省内で割腹自殺をするというシーンがありましたが、

死んで誰かが解決してくれることなんてないですね。

正確にはこういうことを2度と起こさないために、

生きてそれに真正面から立ち向かっていくことも必要ではないでしょうか。

 

『私はまだ生きている』『死ぬこと以外、擦り傷だ』という台詞がありましたが、

生きてさえいれば何度でもやり直すことができるんですね。

今思えばあのドラマは今の社会の風潮を表しているような気がしました。

3.自分の経験した範囲でしか物事は捉えられない

人は自分の経験したことの中から答えを探そうとします。

 

前2つの事例においても、

監督としては選手時代の延長でしか物事を判断することができないし、

自殺を選んでしまうということに対しても自分はもう無理だと追い詰めてしまっている

ことが要因かと思います。

 

これを、解決するためには自分の幅を広げていくしか方法はありません。

それをするためには過去の偉人が生きた証である『伝記』を読んだり、

『小説』を読んで感情の振幅度合いを大きくすることをおすすめします。

 

日本の伝記であれば死んだ人を悪くは書かれず、

美談に終始するという傾向にありますが、

海外の伝記であればその人の良かったところや悪かったところ

両方が書かれているので、違った見方ができます。

 

例えば、アインシュタインというと、

「E=mc2」や「一般相対性理論」を発表する等、

輝かしい人生を送ってきたように思われますが、

ミレーバと離婚して、慰謝料としてノーベル賞の賞金を渡したり、

家庭を顧みず、外で若い恋人をいくつも作っていました。

 

ふと、子どもの頃によんだであろう『伝記』や『小説』を

振り返ってみてください。

きっと、何か新しい気付きが得られると思います。

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