一説によると人は140歳まで生きられるそうです。
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なぜ人は140歳まで生きられないのか?
では、なぜ140歳まで生きた人がいないでしょうか。
それは、身体に負担を掛けているからに他なりません。身体に負担を掛けた分だけ寿命が短くなっていきます。このことを知って自分ことについて振り返ってみました。
身体に負担を掛けるということ
身体に負担を掛けていることの例を書き上げてみると・・・
・暴飲暴食
・睡眠不足
・過度なストレス
・不規則な生活
私自身を振り返ってみても、会社員の頃は付き合いも含めて飲み会が多く、特に忘年会シーズンになると平日週4回飲み会というのがありました。工場長を見ていると毎日飲み会に参加されている様子でした。そして、飲み会で増えた余分な脂肪は、ジムに行って運動して落とすという今考えてみると非常に効率が悪いことをしていたなと思います。このままの生活を続けると、絶対に病気になるなと感じ取り、行きたくもない飲み会は無理に行かないようにしてました。基本的に飲み会の出席率が100%であれば、行かなければ付き合いが悪いと言われますが、逆に出席率がいつもは20%でたまに参加すると喜ばれます。
会社員の時は、「飲み会があったとしても次の日は無理してもいつも通りに出社しろ」というように言われていたので、飲み過ぎた次の日であっても多少無理をしても会社に行ってました。お酒を飲んだときは眠りが浅くなりがちですので、必然的に睡眠不足に陥っていました。お酒を飲まない日ですら、夜寝るのが遅くなりがちでしたので慢性的に睡眠不足でした。寝だめはできないので、きちんと毎日の睡眠時間をきちんと確保することが必要です。
過度なストレスについては、自分の性格もあるかと思いますが、ストレスに対して上手く解消できていなかったので、常にイライラしたり、急に落ち込んだりしていました。その時にひたすら読んだのが自己啓発に関する書籍でした。ストレスを発散させるために、ジムで運動したり、温泉に入りに行ったり、音楽を聴いたりしていましたが、一番効果的なのはストレス源を元から断つということです。ストレスの一番の原因になってしまっているのは人間関係ですので、自分が相手したくない人とは適度な距離間を保ちます。それでもダメなら場所を変えることも検討の余地ありです。一番良いのは自分がトップに立ってしまうことですね。
不規則な生活は自分一人で仕事を始めてから直面したことです。会社勤めをしていれば、朝は決まった時間に起きる必要があり、否応なく規則的な生活を送る羽目になりますが、それがない状態では起きる時間がばらばらになってしまいがちでした。起きる時間が遅くなってしまうと、次の日の夜が眠れなくなるといった悪循環に陥り、自律神経が乱れるといった現象がみられました。規則正しい生活をすることによって、リズムが整えられると気づかされました。
あと何年生きられるか・・・
人生100年時代到来というように謳われていますが、上記のように身体に負担を掛けていることを省みると、後何年生きられるのだろうかと思ってしまいます。
寿命40年削られたとしても、140歳-40歳=100歳
寿命60年削られたとしても、140歳-60歳=80歳
寿命80年削られたとしても、140歳-80歳=60歳
何歳まで生きることができれば満足できるかというのは人それぞれ違いますが、身体に無茶をさせると本来生きるであろう年齢を大幅に削られてしまいます。私の周りでも若くして病気で亡くなる話も良くききます。決して他人事ではなく、自分事として考えて貰いたいものです。
病気になれば「おめでとう」という時代が来た
ある書籍の冒頭にはこのように書いてありました。
「病気になれば『おめでとう』という時代が来た。」
この言葉に一種の衝撃を受けました。「病気になって何がめでたい」と思うかもしれませんが、病気になるということは、自分自身の生活のどこかが間違いがあり、それを教えてくれているセンサーのようなものです。
インフルエンザにかかると高熱がでるのは、身体の免疫機能が働いてウイルスの増殖を抑えようとしているのです。インフルエンザで高熱が出るというのは身体の自然な免疫反応なのです。インフルエンザにかかったのに高熱がでないというのは、もしかしたら自分の免疫機能が弱ってしまっており、ウイルス増殖により死に至るかもしれません。
病気も高熱と同じです。身体に何らかの異常が発生していることを示すために病気として私たちにわかる形で知らせてくれているのです。病気にならなければ、身体はいくらでも無茶をして早死にを招く恐れもあります。
だから、病気になることによって死を回避するチャンスを与えられたことに対して「おめでとう」と言えるのです。
「病気」を境に人生がガラリと変わる方がいらっしゃるのは、自分が今まで無茶をしてきたことに気づいて自分で変えようとしてきた人なのです。
あなたは今まで何年寿命を削ってきましたか?