行動に移せない人の特徴は?
Soccer, Goal, Soccer Ball.

あなたは新年最初に立てた目標を達成できていますか?

1.新年に立てた目標を達成する人は9%

新年に立てた目標を達成する人は、わずか9%しかいません。
残り91%は新年に立てた目標を達成することはおろか、
目標すら忘れてしまっていることすら多くあります。

なので、私は新年に書いた目標を忘れないように
いつも持ち歩いている手帳に書くようにしています。
そして、何か嫌なことがあって落ち込んだ時には
それを見て元気を出すようにしています。

なぜ、目標を立てたのにも関わらず、
実際に行動に移す人が少ないのでしょうか?

新年になった時というのは、
初日の出を見て、お節やお餅を食べて、
お年玉を貰って(渡して?)、書初めをする等、
というように新年だからやっていることは数多くあります。
「一年の計は元旦にあり」と目標を立てることも
そのうちの一つです。

2.目標立てるのは頭の中のものを紙に書き出す行為

目標を立てる行為そのものは頭の中で考えたことを
紙に書き出すということをやっている行為に他なりません。
頭の中を紙の上に描写したに過ぎないのです。
それは新年の一時的な力を借りて書いたものに過ぎず、
本当に自分がやりたいことが書けているかどうかは別問題です。

つまり、書いたことが行動に起こせないのは、
頭で考えたことに感情がワクワクしないため、
結局、行動に起こすことができないのです。

このプロセスは日常においてもよく陥りがちです。
例えば、計画は立派なものを作ることができているのに、
それをいつまで経ってもやらない人が典型的です。
所謂「絵に描いた餅」というものです。

3.「絵に描いた餅」にならないためには?

「絵に描いた餅」にならないためには、
「少しだけやってみる」ということをおすすめします。

何か新しいことに始めたときに
道具や服装を全て揃える人いますよね?
例えば、山登りを始めるのに、
服装をColumbiaで全身揃えたり、
トレッキングシューズや杖といった装備品を購入したり、
頂上付近でカップラーメンを食べたいからと言ってその道具を購入したり・・・
それはそれで結構ですが、意外に長く続かない可能性があります。
最初はやってみて長続きしそうだと判断したら、
徐々に道具や服装を揃える方が賢明です。

それは「少しだけやってみること」によって、
何が不足しているかということが自分に把握することができるからです。
不足しているものが情熱であれば、長続きしないでしょう。
やりたいという情熱があれば、
不足しているものは道具や服装といった具体に見えてきます。

初期投資はできるだけ抑えることが長続きするためのコツです。

目標の話に戻すと、目標を達成させるためのコツは、下記の3通りあります。
1.目標を立てる前に、まずは少しだけ行動してみてから目標をがっつり立てる。
2.完璧な目標を立てるのではなく、仮目標を立てて行動してから、本格的な目標を立てる。
3.完璧な目標を立ててしまった後では、すぐにできる最初の一歩を決めて行動する。

3通りの目標の立て方を知っていたら、選択肢が広がると思いませんか?

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