なぜ会社において平社員より課長、課長より部長、部長より社長の方が給料や報酬が高いのであろうか。
それは、上の立場になればなるほど、気付く力が上がるからだ。
平社員より課長の方が仕事においてより多くのことに気付いて、未然にリスクを避けることができる。課長より部長の方が仕事においてより多くのことに気付いて、未然にリスクを避けることができる。部長より社長の方が仕事においてより多くのことに気付いて、未然にリスクを避けることができる。
自分で気付く力を付けた人が必ずしも出世するとは限らないが、出世している人の中で気付きレベルが高い人は多い。そして、自らが勉強して知識を経験に変えていっている。なので、年収が高いのである。理想の会社であれば、平社員より課長、課長より部長、部長より社長の方が知識や経験量、勉強量というものが多い。
また、気付きレベルが高い人は、会社から飛び出して自分で起業してビジネスを始める人も多い。なぜなら、自分でビジネスを始める人は最初は失敗する経験が多いからだ。失敗から今までの自分ではダメなことに気付いて、自らを変えていけるから上手くいくのである。変えていかないと事業を継続することができないので、必死になって何か上手く行く方法はないかを手を変え品を変え実践している。
会社に残って出世の道を歩んでも、飛び出して自分のビジネスを始めても、気付きのレベルを上げないことには年収が上がっていかない。
恋愛の世界において「気遣いできる人はモテる」のと同じで、ビジネスにおいても気付いて行くことが、人もお金も自らに手繰り寄せるのである。