読書に対するパラダイムシフトが起こった日

プロコーチのこばふみです。今日のテーマは「読書」です。

 

 

 

『こばふみ』の始まりの言葉
あなたはどのように読書をしますか?

読書のパラダイムシフトが起こった日

あなたは読書はいつもどのようにしていますか?

大抵の方は最初のページから最後のページまで普通に読んでいる方がほとんどではないでしょうか。私も今まではそのようにしていました。そして、最初から最後まで読まないと読書を完了したとカウントしていませんでした。

そんなある日、私の読書に対するパラダイムが変わる出来事がありました。それは2016年10月に遡ります。読書法を習得したく、『フォトリーディング』の講座を受講したことがきっかけです。その頃は九州の大分に住んでいましたので、わざわざこの講座を受けるために東京まで出てきていましたが、受けるだけの価値はある講座だと感じています。

『フォトリーディング』をご存じない方のために簡単に説明しますと、子どもの頃の絵本を見るような感覚です。文字を追って読むのではなく、その本を絵や写真のように脳裏に写し取っている方法です。しかし、やっている作業はひたすらページをめくるだけです。ページをひたすらめくって自分の潜在意識(無意識)の中に落とし込む作業をしているのです。実際に読む際には顕在意識を使って読みますが、『フォトリーディング』をやっているので潜在意識からのサポートが得やすい状況になっているので、必要な情報が得やすくなっているのです。イメージ的にわかりやすいのは、高速道路から降りたときに一般道を走る感覚です。高速から降りて一般道を走ると普通に走っているつもりでもスピードが出てしまった経験はないでしょうか。フォトリーディング後はこの効果がでやすいのです。そもそも『フォトリーディング』は脳科学が専門のポール・シーリー博士によって開発された手法で、NLPを始め脳科学的な要素がたくさん使用されています。『フォトリーディング』を知れば知るほど人間の脳はとてつもない能力を持っていることに気付かされます

この講座を受ける前と受けた後では、読書に対する考え方が180°変わったことを記憶しています。私は読書は最初から最後まで読むものだと思い込んでいたのですが、この講座を受けてから読書は自分に必要なところが入手できればOKという考え方になりました。

過去に読んだ本を久しぶりに読み直してみると、こんなに凄いことが書いてあったんだと気付くことはないでしょうか。読書とは面白いもので、自分が理解できるところしか読めないんですよね。それは、自分の経験が浅いから理解できなかったということでもありますが、その時の自分に必要なかったから気付かなかったということも言えます。

それからというもの、読書の数え方も最初から最後まで読んだら1冊ではなく、自分に必要なところが得られれば1冊というようにカウントしています。

読書会の開催で楽しさを伝える

『フォトリーディング』の受講から読書に対するパラダイムが変化したのをきっかけにもっと多くの人に読書の楽しさを知ってもらうために読書会を開催しています。

私自身も高校まではまったくと言って良いほど読書をしていませんでしたが、もっと感受性豊かになるために、小説を読んでおけば良かったなと後悔してます。過去に戻ってやり直しをすることはできないので、これからやれば良いという思考に切り替えて、大学生、特に社会人になってから読書を頻繁にするようになりました。

去る5/6に『セールス・マーケティング』をテーマに読書会を企画しました。私も含め11名の方にご参加頂き、大盛況で終えることができました。テーマは私がコーチングで仕事を始めて最初に躓いているところで、ある方から「セールスとマーケティングはしっかりやった方が良い」と言われたのがきっかけです。

読書会では本に対して質問を作ってそれに答えるというプロセスをやるのですが、脳科学的にも質問を投げかけるとそれに対する答えを脳は探そうとします。その答えは直ぐには見つからないことがたまにありますが、頭の片隅においておいて置くだけで、日常生活においてもその答えを探そうとするので、質問の答えがはっと降って出てくることがあります。私自身もコーチングをやっていて、クライアントさんが悩んでいることに対し、その場では良い回答がぱっと出てこないことがありますが、1, 2日日常を過ごしているときに「これはあの人の悩みを手助けするヒントになるのでは」と思いついたりします。

現在の私は「違和感を大切にする」ことを大事にしています。この違和感が発生するというのは、これまでの自分と違うことことを使用としていることの証であると思っています。この違和感は読書会を通して人に語ったり、逆に人から教わるというプロセスを経て解消していくものなのだと実感しています。

『こばふみ』の終わりの質問文
本はあなたの人生をどのように変えてくれましたか?

【最後に】5/6の読書会参加の皆様と

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