好きなことを仕事にしたいと思ったことがありますか?

プロコーチのこばふみです。今日のテーマは「好きなことを仕事に」です。

『こばふみ』の始まりの言葉
あなたは今まで自分の好きなことを仕事にしてみたいと思ったことはありませんか?

好きなことを仕事にすることは可能か?

起業に関するセミナーに参加すると、3年で80%は会社が潰れているという不安を煽られることがよくあります。その会社が潰れる原因の1位が販売不振であり、良い商品があれば売れると思ってしまい、つい良い商品を作ることに注力してしまいがちです。

よく考えてみればわかりますが、1番売れている商品は1番良い商品ではないのではないでしょうか。思いのほかこんなものが売れるのかと思ったものが売れているというケースも稀ではないでしょう。会社が売りたい商品とお客様が求めている商品が異なることは往々にしてあることです。

好きなことを仕事にすることは可能かということですが。結論からすれば可能です。但し、それは好きなことを仕事にするだけならという条件付きです。それで稼ぎ続けて、生計を立てられるかどうかは別の話です。

なぜ好きなことで稼ぎ続けることが難しいのか

好きなことで稼ぎ続けることが難しいのはなぜでしょうか?

それは、あなたの好きなことは他人も好きである可能性があるからです。他人も好きで仕事にしているので、その人が競合相手となり、その人との違いを明確にすることができなければあなたが選ばれません。選ばれないのであれば、お客さんを獲得することができないので稼ぎ続けることが難しくなってきます。

稼ぎ続けるためには、何を仕事をするのが良いのでしょうか?

稼ぎ続けるためにはあなたの得意なことを仕事にする

稼ぎ続けるためにはあなたの得意なことを仕事にしていくのが最も手っ取り早い方法です。あなたの得意なことというのは総じて他人の不得意であることが多いのです。相手の不得意を自分の得意で補完してあげることができれば、そこにはお金が発生するビジネスになります。

起業してお金を稼ぎ続けていくためには、まずは自分の好きなことは仕事にせず、自分の得意なことを仕事にすることを考えてみてください。自分の得意なことというのは、他人の半分の努力で他人の倍の成果を出せるものであれば、確実にその仕事で勝つことができます。

例えば、あなたが他人より文章を書くのが得意だったとします。それだけでは小説家になることは難しいかもしれませんが、企業のHP等の文章を書くことができるかもしれません。売上が上がらなくて困っている企業を見つけることができれば、その企業のコピーライティングを考える仕事をすることができます。

本当に好きなことを仕事にできないのか?

最後にまた、好きなことを仕事にするところに戻ってみます。好きなことを仕事にすることはできるけど、稼ぎ続けることが難しいと言いました。

しかし、それでも好きなことを仕事にしたいと言う方に好きなことでお金を稼ぐためには2通りのパターンあります。

1つめは好きなこと=得意なことである場合です。これは、得意なことを仕事にすることと同じですので、好きなことが他人の不得意を埋めてくれるもので、お金を稼ぎやすくなります。

2つめは好きなこと≠得意なことである場合です。ほとんどの場合はこちらかと思います。好きなことを仕事にして稼ぎ続けるのは難しいと言いましたが、不可能ではありません。稼げるようになるためには時間と資金が必要となります。

時間が必要な理由は実践を繰り返して方向修正をしていくためです。実践してなんらかの結果を得られなければ改善することはできません。いくら考えていても、それは机上の空論しか過ぎません。でも、その時間を短縮するための方法はいくつもあります。既に同じ分野で成功している方に話を聴いたり、コーチやコンサルを付けることも有効です。会社員務めをしているときからもコツコツ準備して、ある程度の収入を得られてから独立するという選択肢もあります。

資金が必要な理由は上記の時間の間収入がないので、生活を維持するためです。目安としては半年分~1年分の生活費と住居費です。それくらいの期間があれば、対処することが可能でしょう。

~だから無理と諦めることも可能ですが、本当に自分のやりたいことを諦めてしまったら、亡くなる時に「挑戦しておけばよかった」と後悔するでしょう。挑戦することも選択ですし、挑戦しないことも選択です。

あなたが好きなことを仕事にしようとすると、好きなことなことを得意なことにして他人と差別化を図らなければいけないので、それなりの時間と資金は掛かります。しかしながら、一度好きなことを得意なことにしてしまえば、2倍(好き×得意)のレバレッジを掛けることができますので、好きでもないのに仕事をしている人をあっという間に抜かすことができるだけのエネルギーを持つことができます。

『こばふみ』の終わりの質問文
あなたは何を仕事にしますか?

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