続・人生必勝法です。
3.才能の見つけ方 その1
予告通り、才能の見つけ方について書きたいと思います。
才能とはスィートスポットであり、そこに確実にヒットする場所を
如何に早く見つけるかが鍵になってきます。
作家の中谷彰宏先生は、「成功はゴールではなくスタートにある」と言われています。
つまり、スタートした時点で成功を手に入れる確率を上げることができます。
プロ野球選手になりたいのに、バットやクラブを持って野球の練習をしないと
絶対にプロ野球選手になれないのであって、
バットやクラブを持って野球の練習を始めたことによって、
その夢は半分叶っているのと同じではないでしょうか。
仮にプロ野球選手になれなくとも、プロ野球選手を目指して練習した日々というのは
何物にも代えがたい経験になるのではないでしょうか。
0と1とでは雲泥の差があり、0をいくら足しても掛けても0は0にしかなりません。
(割ることはしないでください。ワケが分からなくなります。)
それに対し、1は足すと1+1=2であり、足したものを掛けると2×2=4というように
いくらでも膨らませることができます。
プロ野球選手の例でいうと、1の足し算と掛け算がある閾値(スカウトの目に留まってドラフト制度にかかる)
を超えたときにプロ野球選手になれるとでも言えるでしょうか。
4.才能の見つけ方 その2
上記では才能の見つけ方になっていないとお叱りを受けるかもしれないので、
取って置きのものを紹介します。
才能の見つけるヒントは過去にあります。
昔、新しいことを始めたけど結局辞めてしまったというものを全て挙げてみてください。
その中で1週間以上続けてしてしまったものに印を付けてみてください。
印を付けたものを振り返ってみると、あなたの才能ではないでしょうか。
才能とは『継続することができるもの・こと』ではないでしょうか。
宮崎駿監督は「才能とは、情熱を持続させる能力のこと」と定義しています。
学校の授業でノートの隅にパラパラ漫画を描いていて先生に怒られたでも懲りずにまたやっているとか、
人から辞めろと言われたのにも関わらずついやってしまったものが才能になり得ます。
また、人よりも足が速く、誰にも負けたことがないということも才能になり得ます。
千田琢哉先生は「人の半分の力で倍の成果を出せるものが才能である」と言っています。
他人との微かな違いに気付き、それを磨いて勝負するのです。
人生において自分の才能に早く気付き、それを活かす方法を考えることが
まさに人生必勝法と言えるでしょう。