今日は私の誕生日で、たくさんの方からお祝いのメッセージを頂き、感謝の連続です。ありがとうございます。
1年前にもブログを書いていたのを読み返しました。
歳を重ねるということ
RPG(ロールプレイングゲーム)をやったことはあるでしょうか?あれがまさしく「歳を重ねる」ということです。
PRGは簡単に言えば、主人公が敵を倒して経験値を稼いでレベルアップしていくゲームです。レベルアップした主人公は更に強い敵を倒すことができるようになります。
「歳を重ねる」ということも、自分の経験値を上積みしてレベルアップしていくことです。
振り返ってみると、1年前、5年前できなかったことが今できているということはないでしょうか。
私自身も昔はかなりSHYで人前で話をすることは滅法嫌いでした。人とのコミュニケーションを取ることもあまり得意ではなく、どちらかと言えば無口なことが多かったです。
しかし、現在では人前で話すことはたどたどしいかもしれませんが、苦ではなくなりましたし、人とコミュニケーションも自分の方から積極的に取れるようになりました。
これって歳を重ねることによって、自分自身が知らない世界に挑戦している証拠です。
親の背中を見て育つ
私たちは生まれた時から、親の背中を見て育ってきましたが、逆に言うと親の背中しか見てこずに生まれてきました。親がやっていることが正しいと思っていました。
ところが、大学、社会人に進むにつれて、自分が思っている世界と他の人が思っている世界に少しずつずれが生じてきていました。
それは、今までは親の言うことをしっかり聴いていれば大丈夫という価値観でしたが、今はそれではダメだというちょっとした焦燥感に駆られています。それは、親の世代の価値観と今の価値観に相違が生じているからです。
昔は終身雇用制度で一度入った会社で定年まで勤めあげることが良い事であると言われてきました。親の世代の価値観はそれに近く、私の両親も定年まで同じ会社で勤めあげました。現在においてもまだそういう傾向も残ってはいますが、転職して挑戦している人もいるように思えます。
親の背中はモデルにしつつも、どこかで軽々しく越えてあげないといけないのです。
両親に感謝する日
お盆は先祖に感謝する時期でしたが、誕生日は両親に感謝する日です。
赤ちゃんの頃は誕生日を迎える度にお祝いをしてくれていましたが、大人になってからはそういう素振りも見られません。赤ちゃんの頃は、立てるようになったり、歩けるようになったり、自転車に乗れるようになっただけで、喜んでくれた両親ですが、中学・高校と大人に近づくにつれて喜ぶ機会は減り、むしろ怒ったり叱ったりする機会が増えてきました。そして、大人になった今は無関心になってしまいました。
だからこそ、今度は大人になった自分の方から感謝を伝える番なのかもしれないと感じる今日この頃。