昨日と本日、インターネットに関する講座を受講した。その中のキーワードで重要だったのが、マーケティング思考。
赤字からV字回復してきた企業の特徴として、CMOと言われるマーケティング最高責任者の存在がある。USJを劇的に変えた方としては森岡剛さんが有名である。
通常のジェットコースターの座席が前向きになのに、彼は予算がないからと言って、座席を後ろ向きにした上に、「バックドロップ」という名称を付けて売り出した。その結果、これが大ヒットして、業績が回復した。実は後ろ向きのジェットコースターは、海外で成功した事例があることを知っていてそれを実行したに過ぎなかった。
この事例から言えることは、成功した事例を調査する力、商品名を付ける力が必要であることだ。これはマーケティング思考の考え方である。
「学ぶ」の語源は「まねぶ」と同じで、「まねる」とも同じと言われる。国や業界を変えれば、使えるヒントはいくらでも存在する。打つ手は「一つ」でなく「無限」にあるのだ。