1月2日と聞いて思い出すことは何でしょうか?
そうです。書き初めです。「書き初め」とは、年が明けて初めて書く文字のことですが、この日に書くと字が上達すると言われています。今回は習字での書き初めではなく、Future Mapping(フューチャーマッピング)と呼ばれる手法で書き初めを行いました。
1.Future Mappingとは?
Future Mappingとは神田昌典氏が開発した手法で、未来のHAPPYを達成のためにストーリーの力を使用して行動計画を作ってしまう、もの凄い方法です。
やり方は簡単に記載してみましたが、実際に描いたことのある人でないと実感しにくいかもしれません。
【Future Mappingの描き方】
[ステップ1]準備 課題を決めて6つのマスを描く [ステップ2]未来 120%HAPPYな主人公の未来を想像する [ステップ3]現在 主人公の現在の悩みを想像する [ステップ4]物語 マップを描いて物語を創作する [ステップ5]行動 物語を行動シナリオに翻訳する [ステップ6]発進 タイトルをつけて最初の一歩を決める
この描き方に沿って描いた自分のFuture Mappingがこちらです。
どうですか?なんとなく凄くないですか?これ。
ストーリーに合わせて自分の行動計画が1時間近くで作成できてしまいます。
2.120%HAPPYの主人公を描き、曲線に合わせてストーリーを作成
映画を見るとき、ストーリーが淡々としたものであれば、それは見ている人もつまらないし、面白くないですよね。また、ヒーローで最初から圧勝してしまってはつまらないですよね。だから、ストーリーとしてはヒーローとともに敵を倒しながら成長していく過程が人々の共感を得るのではないでしょうか。
人生も同じで浮き沈みの波があるからこそ、本当に人生を謳歌しているって言えるのではないでしょうか。
実際にあなたの過去を振り返ってみてください。良かった時や楽しかった時といったプラスの出来事、辛かった時や苦しかった時といったマイナスの出来事が思い起こされるのではないでしょうか。
これから先の未来に対して、そうしたマイナスのことを考えるなんて、それが現実になってしまいそうで嫌だと言われる方がいるかもしれませんが、過去にマイナスの出来事があったようにこれからの将来においても必ずマイナスの出来事は起こらないとも限りません。
そのマイナスの出来事というのは、自分の成長のために必要なことかもしれません。少し立ち止まって物事を整理して見る時期という風に捉えることも可能です。
人生において良いことばかり起こらないのですから、トータルでプラスマイナスゼロと考えると楽になるかもしれないですね。
このFuture Mappingでは120%のHappyにしたい人を選んでその人が120%Happyの状態を想像して、その人がどんな台詞を言っているか書き出します。ここで、120%Happyとしているのは、ワクワクとした状態を描くのに100%では足りないということで120%としています。
そして、その120%のHappyの状態に至るまでのストーリーを曲線の下側に曲線に沿った形で描いていきます。そして、その描いたストーリーから着想を得て、曲線の上側に自分の行動計画を書き出していきます。
3.ストーリーにタイトルをつけ、ベイビーステップを決める
映画にタイトルがあるように、最後にあなたが作ったストーリーを歩む主人公になりきったつもりでタイトルをつけます。
そして、鼓動計画を作っただけで実行しなければ「絵に描いた餅」と同じ状態になってしまいますので、それを実行するための小さいな第一歩、スモールステップやベイビーステップとも呼びますが、それを決めて完成です。
何事も最初の一歩を進むのに勇気が要ります。だからこそ、最初の一歩としてあまりハードルが高くないことを設定して、そのストーリーを歩み始めてみることが先決です。
「千里の道も一歩」からです。
Future Mappingで未来からのストーリーの力を借りて、一歩進んでみませんか?
▼2018年の冬至に描いたFuture Mapping