「きく」ということ
Businesswoman standing with her back to viewer examining sketches on green blue chalkboard. Concept of research and development

このブログを読んで頂いている方は何かしら自分をより良くしたいとか向上したいという方が多いと思う。

優れた経営者というのは読書量も半端ないし、書斎には書籍が置かれていることが多い。しかしながら、起業家というのは忙しく、ゆっくり本を読む時間がないので、読書量はさほど多くない。だからと言って、勉強量が少ないかというとそうでもない。

勉強上手な経営者や起業家は2通りの勉強方法を実践している。1つ目は目から学ぶこと、2つ目は耳から学ぶことである。目から学ぶことは読書であり、耳から学ぶことは人の話を聴くことである。

人の話を聴くことはいつもやっているよと言われるかもしれないが、重要なことは聴くことではない。同じ話を聴いているのに結果が180°異なる人を見たことはないだろうか。それは、ただ単に聞いているだけか、聴いた話を基に自らの経験と結び付けて、即座に行動を起こすかどうかの差である。

目から学ぶことと耳から学ぶこと、この両方に共通して言えることは、だた読んだり聞いたりするだけは学べることは少ないということである。経営者や起業家は自らの頭で考えて実践し、結果に対して振り返りを行っているから、上手くいくのである。

「読む」×「聴く」×「考える」、これらの相乗効果で結果が何倍にも何十倍にも変わる。これら3つを同時に行えるのが『RFA*読書会』の良いところである。1人でする読書だと「聴く」ことはできないし、講演会だと一方的に「聴く」だけになってしまう傾向にある。読書会であれば、書籍を調査してその回答を参加者に話し、更に参加者同士で対話することができる。そして読書会の振り返りでは、今後の自分に活かせそうなことを考えて最初の一歩を踏み出して貰う。

「読む」×「聴く」×「考える」の相乗効果が、これからの社会で必要とされる能力ではないだろうか。

*RFA・・・Read for action。行動するために本を読む読書会。私もオフラインで月1で開催中。

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